(1)
本体を飛ばすための火薬は(硝石:炭:硫黄=10:2:1)の割合で混ぜるので、誤差のないよう上皿天秤で量る。 (白い粉が硝石、黄色い粉が硫黄。)ちなみに材料の割合は 各支部で独自の数を持っているそうです。
(2)
始めにヤゲン(船の形をしたすり鉢?のような道具)に入れるのは硝石と硫黄、これが片栗粉のような手触りになったら炭を入れてさらにすり続けます。 きめが細かくなると、しっとりとした手触りになるそうです。 皆さん、黙々と三時間以上に及ぶ作業に集中。しかし、時には冗談なども言い合い、緊張しつつも(火薬を扱っているので)和気あいあいとした雰囲気でした。
(3)
材料が全て混ざったら、それぞれ一袋200gずつに量りなおしてまとめる。 粉末なのでヤゲンですっている間に舞い上がってしまい、少しずつ量が減ってしまうそうです。
(4)
本体の中に入れる竹筒(一体に4〜5本)の長さを測って切る。筒には和紙が貼ってあり、この中に煙球や仕掛け火薬などを入れる。 昼と夜では演出のしかたが違うので、ここからアイデアの見せ所の始まりです!


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