「
FURAIPAN
」
豊かな自然に囲まれた平沢観音の近くにひっそりと立つ、「FURAIPAN」。
緑の中にみえる白亜の建物は、まるで、パリのブルゴーニュの森にある、小さな小屋のよう。
そんな、ほのぼのとした空間にFURAIPANはあるのです。
ご主人は、20数年前まで他の場所で洋食屋を開いていましたが、この地へ移ってきて、フランス料理店を開いたそうです。
そんなご主人のご趣味は、「ワイン集め」。店の地下には、ワイン倉庫があり、ご主人ご自慢のワインが眠っています。
今回、取材のため特別に見せていただきましたが、すごいです。
ゆうに100本はあるであろうワインが所狭しと並べられているのです。
普段、お客さんには、
Beajoulais(ボジョレー)
などが出されているようですが、それ以外にも、
フランス産の
Romanee-conti(ロマネ=コンティ)
や
ロスチャイルド
などがコレクションとして貯蔵されています。
温度、湿度、日照など、保存環境に気を使い地下室に大切に保管されているあたり、
ご主人のワインへ対するこだわりと愛情を感じます。
奥さんのご趣味は、陶器や小物集め。
キッチンカウンターの上や窓際には、本場フランスから買ってきたというきれいな陶器の皿や小物が多く並んでいます。
どれもあでやかで上品で、店内を華やかに魅せています。
ほんと女性なら思わず「きれー」とか「かわいー」とつぶやいてしまうものばかりといえるでしょう。
壁には、フランスにある有名なレストランのメニューが飾られています。
これは、ご主人たちがフランスを訪れたときに、その店に頼んでもらってきたものだそうです。
ただ、料理名が書いてあるだけでなく、店やまわりの風景を描いた水彩画がメニューにあるので、
まるで美術館の絵を見るかのように、額に飾られたメニューを楽しむことができます。
そこにあるメニューは、本当に有名な名店ばかりです。
フランス旅行の折は、FURAIPANで見たそのレストランメニューがガイドの役割を果たすかもしれません。
★ランチセットのメニュー★
○Aコース
小さなオードブル
スープ
お魚 又は お肉料理
デザート
パン コーヒー
(2500円)
○Bコース
オードブル
スープ
魚介料理 又は お肉料理
デザート
パン コーヒー
(3500円)
では、このランチコースの中から、Bコースをご紹介しましょう。
2001年 オードブルには、
エスカルゴのブルゴーニュ風
をいただきました。
本場フランスから運ばれたエスカルゴを使用しています。
熱で溶けたバターの中にパセリ、ガーリック、エシャラットを入れてソースをつくります。
そして、そのソースとアーモンドの粉をエスカルゴにのせて焼きます。
エスカルゴ...つまり、食用カタツムリというわけで、抵抗感を持つ人がいるかもしれませんが、
サザエのような歯ごたえがして、おいしいです。
ガーリックのほのかな匂いが食欲をかきたてます。
次に出てきたのが、
カボチャのクリームスープ
中央部分にさりげなくある少しのクリーム。
単調になりがちなカボチャのスープにクリ-ミーさをだしている絶品です。
とてもあっさりした味でおいしかったです。
そして、ついにメインディッシュの
和牛ロース肉のステーキ
です。
このステーキは、国産和牛でも高いクオリティを持つといわれる飛騨牛を使用。
最初の一口を食べた瞬間、思わず「なんてやわらかいんだ!!!」と感動しました。
本当に肉が口の中にとろけ、肉汁がじわっと口の中に広がる感じがします。
それでいて、ボリューム感もたっぷり。この味はくせになりそうです。
デザートには、
季節のデザートのアイスクリーム
をいただきました。
取材当日の季節のデザートは、何と
メロン!
メロンを半分に切り、種の部分を取り出し、
そこへフルーツカクテルを注ぎ、その上にバニラアイスを載せ、
その上からフランボワーズ(木苺ソース)をかける贅沢さ!
★食前酒★
カシスソーダ 500円
シードル(りんご酒) 500円
キール(甘口) 500円
シュリー(辛口) 500円
★グラスワイン★
フランスワイン 白
フランスワイン 赤
ドイツワイン 甘口
場所・営業時間等
↑ご主人が自らパソコンで作られたハガキ
(クリックすると、大きくなります!(77.8kb))
※地図は北が下になっています。
場所:
アトリエサンゴ
の角を南へ。あとはひたすら道なりに進む。看板が出ています。
営業時間
昼 11:30~14:00
夜 17:30~20:30
定休日
毎週火曜
第2水曜
住所
静岡市谷田1337-60
電話
054-261-1267
Email:
furaipan@ma.tnc.ne.jp
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