今回は4月17日から行われている、大トルコ展を取材させていただきました。
トルコ共和国は、東西文明の出会うところ、世界史の中心地として栄えてきました。
現在のトルコ共和国がある大地は、アナトリアと呼ばれます。
古都イスタンブールという言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないのでしょうか?
最近、にわかにトルコブーム?!
私が取材に行った日も、男性より女性の来館者が多かったように感じました。
この機会にあなたも7千年にわたるトルコの文明と美術をあますところなく紹介した大トルコ展に行ってみては?
●開館時間:午前10時〜午後5時30分(入館は午後5時まで)。
●夜間会館:5月の毎週土曜日は午後8時まで会館(入館は午後7時30分まで)
●休館日:毎週月曜日。ただし4月29日(月)、5月6日(月)は開館し、翌4月30日(火)、5月7日(火)は休館。
●観覧料:一般・大学生1000円(800円)、小・中・高生500円(400円)、70才以上、障害者の方は無料。
*料金は税込み、( )内は前売り・団体料金。
*前売券は県内サークルK、JRみどりの窓口、グランシップインフォメーションカウンター、一部書店にて発売。
*託児サービス(無料)が土・日曜日及び祝日に利用できます(10:30〜16:30)
発見!!日本に似たトルコ
| ● コーヒーセレモニー | |
| トルコにはコーヒーセレモニーといって、手作りの菓子やチャイ(茶)で、大切な客をもてなす儀式があったそうです。 セレモニーではまず甘いお菓子がふるまわれ、その後豪華な食器と美しい布でセットされたコーヒー、そして最後に水煙草がふるまわれました。 この一期一会の精神は日本の茶道と似ていると思いました。お茶(コーヒー)の前にお菓子がふるまわれるところも茶道と一緒です。 |
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| ● トルコ式風呂敷 | |
| トルコにも日本と同じように「包む」文化があったそうです。 鮮やかな色彩と華麗なモチーフで埋め尽くされたスカーフやタオル、風呂敷といった「布」が展示されていました。 ものを運ぶときや仕舞うときに風呂敷を使っていたり、家の中では靴を脱ぐ、床に座って円くて低いテーブルを囲んで食事をするなど、 トルコと日本の接点をたくさん発見しました。 |
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| 1.女神型壺 彩文土器。 後期新石器時代(紀元前5250〜5000年) トルコ・アナトリアの人々は、熱狂的な女神信仰を持っていました。 その象徴として、この女神型壺がこの展覧会の最初に飾られています。 600点以上にのぼるコレクションの中で、最も重要で最も有名な作品といわれています。 |
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| 2.イズニック窯 花文皿 オスマン帝国時代 16世紀後半 日本人と同じように、トルコ人の名前には必ず意味があります。 特に女性の名前は美しい響きを持ったものが多いそうです。 この花文皿のモチーフになっているチューリップ、バラなど、花や宝石そのものを名前に持つ女性も多いそうです。 |
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| 3.銀製宝飾蓋付菓子容器 オスマン帝国時代 19世紀 銀、ダイヤモンド、ルビー、エメラルドをふんだんに使った菓子容器です。 宝石をふんだんに使った展示品も数多くあり、取材者もその美しさに見とれていました。 |